
最近では私たちは当たり前のように、海外から輸入した食品や洋服などの商品を購入するようになりました。
調べて見れば驚くほどの海外製品で溢れています。
生活用品だけでなく、今ではペットも海外からやってきたりしますね。
貿易大国である日本は、海外との貿易で成り立っていると言えるでしょう。
毎日世界各国から沢山の商品がコンテナ船で運ばれてきています。
そんな私たちの毎日の生活を支える玄関口となっているのが、海の港です。
そしてその大きな役割を果たしている港への理解を多くの人に深めて欲しい、そう願って開催されているのが、「東京みなと祭り」です。
東京みなと祭りの歴史
東京港はかつて江戸湊と呼ばれていた頃から、大都市江戸を支える要衡として発展し、昭和16年5月20日に外国貿易港として開港しました。
海の玄関口としてもう75年も活躍しているのですね。
そんな東京港の開港を祝して、晴海客船ターミナル周辺では、毎年「東京みなと祭り」が盛大に開催されています。
今年で何と68回目なんだとか!
「東京港」と「みなと祭り」、どちらも歴史と伝統がありますね。
そんな東京港をPRするイベントとして、みなと祭りでは、さまざまな協賛行事や多数のユニークな体験ができるイベントが開催され、毎年人気を博しています。
では、早速そんな魅力いっぱいの東京みなと祭りについて詳しく調べてみましょう。
開催日程とアクセス・駐車場情報
東京みなと祭りは毎年開港記念日である5月20日前後の週末に行われていています。
今年2016年は5月14日(土)と15日(日)の両日とも10時から17時まで晴海客船ターミナルとその周辺(東京都中央区晴海5-7-1)で開催されます。
入場料は一部有料アトラクションを除いて無料となっています。
会場までのアクセスは「東京」駅丸の内南口、「有楽町駅前」、「銀座四丁目」駅、「勝どき」駅から「都05系統」晴海埠頭行き、終点で下車となっており、開催当日は増便して運行が予定されています。
また本数は1時間に1~2本と少ないですが、「都03系統」(「四谷駅」、「半蔵門」駅など)「錦13甲系統」(「錦糸町」駅、「豊洲」駅など)も運行されています。
お祭り期間中は「日の出」ー「晴海会場」間のシャトルバスも無料で利用できます。
車を利用される方には臨時の駐車場が1,000円(一回)で利用可能ですが、毎年10万人前後の人が参加されるイベントだけに混雑も予想されます。
公共機関を利用されるか、早めに来場するのが賢明かもしれません。
【東京みなと祭り2016の見どころ】
会場では東京消防庁による「水の消防ページェント」や大型化学消防艇「みやこどり」、練習船「海鷹丸」、測量船「海洋」など普段ではなかなか見ることのできない船を間近で見ることが出来ます。
迫力満点のショーや大きな船を前に子供だけでなく、大人もワクワクできそうですね。
また「ポートステージ」と呼ばれるステージでは、音楽やダンスショー、人気キャラクターショーなど、小さなお子様が大喜びするようなイベントが随時行われています。
その他にも抽選会、冷凍コンテナ体験、フリーマーケット、アトラクションなど盛りだくさん。
盛りだくさん過ぎて、どこに行こうか迷ってしまいますね。
またこちらは事前の応募が必要ですが、お祭り当日(両日とも)に都内クルーズを無料で体験できるイベントも開催されています。
なんでも東京湾で活躍するレストラン船や屋形船などに無料で乗船できるんだとか。
そんなチャンスはめったにないですから、締め切りまでに応募してみるのもいいかもしれませんね。
そのほかにも、東京港から毎日荷揚げされる国内外からの産物や東京港に所縁のある地元企業協賛による物品、飲食物が多数販売され、食欲も満たされること間違いなしです。
いかがでしたか?
ざっとお伝えしただけでも、魅力満載のお祭りであることはお分かりいただけたのではないでしょうか?
ゴールデンウイーク明けの週末ですから、忘れずに予定を空けておきましょうね!