
日常生活の中で急に異が痛くなったり、みぞおちの辺りがキリキリする場合がありますよね。
どうしようもないくらいに胃が痛いときは何も手につかなくなってしまいます。
胃が痛くなった場合は次のような病気にかかっている可能性があります。
慢性胃炎
胃潰瘍
胃がん
胃が急に痛くなる場合は急性胃炎の場合が多いですが、どれもあなどれない病気です。
何も対処せずに放っておくと悪化してしまう可能性があります。
本来は病院で処方箋を受けることが一番の解決策になります。
そもそもなぜこのような病気にかかり胃痛やみぞおちの痛みを引き起こすのかというと次のような原因が考えられます。
過剰なストレス
喫煙やアルコール
風邪やウイルス
アレルギー
代表的な原因としてはこのようなものが挙げられます。
胃痛は男性よりも女性に多いようで、生理痛から胃痛を起こすこともあるようです。
ここでは胃痛の代表的な病気の原因とその対処方法、そして痛みを緩和するための簡単なセルフケアについて紹介していきたいと思います。
胃が痛いと感じたときは病気の可能性がある
まずは胃が痛いときは何らかの病気であるということを認識してください。
痛みを一時的に抑えることができても自分で完治させることは難しいということを理解しておく必要があると思います。
胃痛を代表する病気
急性胃炎
前述したように休憩胃炎は日常で最も多い胃痛の原因です。
胃が炎症を起こしていることで痛みをわずらいます。
急性胃炎の主な原因は食べ過ぎや飲みすぎです。
食べ過ぎや飲みすぎが原因の場合は、半日は絶食したほうが良いでしょう。
水分は摂ってもかまいませんが冷たい飲み物や炭酸などの刺激が強いものは避けましょう。
飲み物を口に含んだらすぐに飲み込むのではなく、少し口の中で温ためるようにゆっくりと飲みましょう。
食事を再開するときは辛い食べ物は避け、うどんやお粥など柔らかいものを食べるようにしましょう。
慢性胃炎
胃やみぞおちの辺りがキリキリとして痛みがひどい場合は慢性胃炎の可能性があります。
慢性胃炎の原因は喫煙や過度の飲酒です。
連日お酒を飲んだり、アルコール度数の高いお酒を飲んだ場合などに症状が出ます。
年齢が高くなればなるほど、慢性胃炎になりやすくなります。
また1日の喫煙の回数が多い人も注意が必要です。
一度慢性胃炎にかかると再発しやすい傾向にあります。
そうなると常に胃に不快感を感じたり、空腹時に激しい痛みがともない始めます。
再発防止には規則正しい生活を送ることが何より大切です。
胃潰瘍
胃よりもみぞおちに強い痛みを感じた場合は胃潰瘍の可能性があります。
胃潰瘍は食事中や食後に症状が現れます。
吐き気や腹痛を伴い、黒い便がでることがあります。
胃潰瘍の原因はストレスです。
人間の体はとてもデリケートにできています。
そのため、強いストレスを与えることで胃に腫瘍ができます。
有名な話ですが、健康診断を受けて体になにも異常がなかった人がその帰り道に人身事故を起こしてしまい直後に急激な胃痛に襲われ病院に運ばれたそうです。
検査の結果、胃潰瘍で胃に穴が開いていたという話があります。
それくらいストレスというのは人体に与える影響が大きいのです。
通常の胃潰瘍であれば、薬で治療することができますが、穴が開いてしまった場合は手術をするしかありません。
胃潰瘍を予防するにはなるべくストレスを溜めないようにするしか方法はありません。
■胃がん
胃やみぞおちに強い痛みを感じた場合にもっとも怖いのが胃がんです。
初期症状は胃炎ににているため、病院で診察を受けるまでは気づかない人がほとんどです。
しかし、頻繁に痛みが襲うようになるため、気づいたときには胃がんが進行していたという話も珍しくはありません。
胃がんの原因は生活習慣です。
特に喫煙をする人は胃がんになる確立が非常に高いといわれています。
胃がんは早期発見できればがんを取り除き、再発の可能性を抑えることができます。
しかし発見が遅れると色々な場所に転移して完治する可能性も低くなります。
頻繁に胃やみぞおちに痛みや違和感を感じるようであれば早い段階で病院にいくことをおすすめします。
胃やみぞおちにキリキリした痛みを感じたときにできる対処法
ここまでで説明したように胃やみぞおちにキリキリとした痛みや違和感を感じた場合は何かしら病気の可能性があります。
病院で診察を受けるのが一番確実なのですが、最後に自分で出来る対処法をいくつか紹介しておきます。
胃痛薬を飲む
痛みを止めたいのであれば市販の胃痛薬や痛み止めで対処することができます。
胃痛は誰にでも起こる可能性があるので、家には常備しておいて損はないでしょう。
しばらく絶食する
胃が痛い場合は、胃を休ませてあげることが大切です。
痛みを感じた場合に食べ物を口にすると胃に刺激を与え、痛みが増してしまいます。
お風呂に入る
浴槽に少し熱めのお湯を張って体が芯から温まるまで浸かりましょう。
おなかを温めてあげることで痛みを緩和できます。
胃が痛いのは生活習慣の乱れ
このように胃痛の原因は生活習慣の乱れによるものがほとんどです。
食生活に気をつけることや適度に体を休めてストレスを溜めないようにすることが大切です。
暴飲暴食気味の方や、喫煙の数が多い方、休みを取らずに仕事ばかりしている方などは特に注意が必要です。
胃痛に悩む前に自身の生活習慣を少しだけ見直してみましょう。
健康な体で毎日を楽しく過ごせるように努めることが大切です。