
目が痛い。
嫌ですよね。
私たちは毎日のように、仕事や学校でパソコンを使用し、通勤通学でスマホや携帯を使うようになりました。
今では当たり前のようですが、でもそれってごく最近になってからのことです。
身体、特に目にとっては、かつてない大きな変化の中にいるのです。
昔の人に比べると考えられない位、長時間目を酷使していると言えるでしょう。
パソコンやスマホ、携帯で便利になった恩恵が沢山ある一方で、使っている目はとても疲れています。
また今は環境やライフスタイルの変化によって、花粉症やコンタクトの常用によるトラブルを抱えている人も増加しています。
そう、目にとってはとても辛い時代になっているのです。
そこで今日はそんなフル回転で頑張り、活躍してくれる目を自分でケアする方法を紹介いたします。
毎日頑張ってくれてる目を一緒に応援しましょう。
目が痛い時に効果的なツボとは?
目の使い過ぎで、焦点がぼやけてきたり、目の周辺に痛みを感じたり。
そんな目の疲れを感じた時は、その場で押せる効果的なツボを押してみましょう。
「目が疲れたな…」と何気に押す目の周りには沢山のツボが集まっています。
初めのうちは正確な場所が分からなくても大丈夫!
痛気持ちいいなと感じる場所をゆっくり押してみましょう。
よく分からないという方はお店などでマッサージしてもらってもいいでしょう。
それでは代表的な目に効くツボをご紹介します。
一番内側の部分です。
2.「晴明」せいめいと呼びます。
いかにも目に効きそうな名前ですね。
目頭と鼻の間にあります。
3.「承泣」しょうきゅうと呼びます。
目の下の骨のふちになり、ここは一番鈍痛を感じるツボだそうです。
文字に「泣」が入っているのもうなづけます。
4.「太陽」(たいよう)眉毛の端と目尻から生え際の間にあるくぼみです。
1~4までのツボを順番に10回ずつ位指を使って指圧していきましょう。
親指を使ったり、人差し指の関節を使うと効果的です。
初めての方は力の入れ過ぎやすべったりしないように気をつけて下さいね。
これらを押すことで目の周りの血行がよくなり、痛みや疲れが緩和されますし、気持ちもとてもスッキリします。
是非この機会に覚えておきたいツボです。
目の疲れで頭痛を感じた時に効果的なツボ
目の疲れが原因で、頭痛になる人も多くいらっしゃいます。
目の疲れ同様に頭痛も辛いものです。
慢性になる前にしっかりケアしましょう。
頭痛に効くツボは首の裏側(後頭部)に多く存在しています。
その中でも風池(ふうち)は頭痛だけでなく肩こりや肩の緊張、視力回復、自律神経の回復にも効果があると言われています。
場所は後頭部の首の付け根、後頭骨の下のくぼみから2~3cmほどの左右、髪の生え際よりも少し上にあります。
先程の目のツボと同様、痛気持ちいいと感じる場所がありますから、力を入れ過ぎないように力を加減しながら押してみましょう。
押し方はツボを約3秒押して、その後3秒離します。
これを数回繰り返します。
もう一つ首の裏側に並ぶ代表的なツボの一つに天柱(てんちゅう) があります。
天柱は首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみに位置します。
天柱は、頭部全体の頭痛を和らげる効果がありますが、 その他にも肩こりの解消、疲れ目、視力低下の緩和、抜け毛予防、自律神経の回復など様々な効果を発揮することから、万能ツボと呼ばれています。
押し方は先程の風池(ふうち)のツボ同様、約3秒押して、その後3秒離す、これを数回繰り返すといいでしょう。
押し終わった後、じんわりと血のめぐりがよくなり、頭痛も軽減されてることでしょう。
花粉症やコンタクトの不快感があるときは
この時期、花粉症に悩む方も多くいらっしゃいます。
そんな時は、以下の3つのツボを押してみましょう。
2.巨寥(こりょう) 小鼻の両脇にあり、頬骨の真下に位置します。
3.鼻通(びつう) 小鼻の両脇の正中に位置します。
いかにも鼻が通りそうな名前ですね。
これからのツボを押すことで、鼻水や鼻詰まり等の症状を緩和が期待できます。
またコンタクトの常用で、目が乾き(いわゆるドライアイ)、目がチクチクしたり、時には吐き気を伴ったり…そんな不快な症状がある時は、目のツボを押す前に、蒸しタオル(ホットパック)で目をタオルパックをすると効果的と言われています。
蒸しタオル(タオルパック)で目を温めると目の周りの血行がよくなり、ドライアイの解消効果が高まる為です。
タオルをのせる時間は1~5分程度で十分です。
その際はやけどに注意して行って下さい。
いかがでしたでしょうか?
かつてないほど情報社会という「海」で暮らすようになったとも言える私たち現代人。
そんな海に入る「前」、入った「後」のケアを知り、しっかりケアしてあげることが大切です。
上手な「泳ぎ方」をマスターして、快適な生活を手に入れましょう。