年の暮れが近づいていますね。
2015年が終わり2016年を迎えます。
年の初めの一大イベントといえば、年越しそばに初詣でしょうか。
そして忘れていけないのがお年玉です…。
子供のころはあんなに嬉しかったお年玉も、大人になると少し微妙な心境ですよね。
子供のころに戻れたら当時よりも感謝できること間違いないではないでしょか。
それでも子供の喜んでくれる顔を見たらこちらも嬉しくなるものです。
子供が大きくなっていくとお年玉の相場もある程度決まってくるかと思いますが、悩んでしまうのが乳幼児や赤ちゃんです。
そもそも赤ちゃんにお年玉は必要なのか?
そんな風に考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
確かに赤ちゃんにお年玉を渡しても喜んでもらうことはできません。
ご両親としてはとても有難いことですけどね。
乳幼児や赤ちゃんにお年玉をあげるかどうかは相手との関係性や付き合いの深さによって決めるとよいでしょう。
それでは具体的な例や相場を解説していきます。
乳幼児へのお年玉は必要?相場は?
ではまず乳幼児へのお年玉が必要かどうかとその相場について説明します。
乳幼児(赤ちゃん)は通常0歳~1歳を指しますので、ここではその相場と思ってください。
まず、あるアンケートによると乳幼児にもお年玉をあげるべきと答えた人は全体の20%だったそうです。
世間では5人に1人は乳幼児にもお年玉を渡しているようですね。
しかし、このデータはあまり参考にしなくてよいでしょう。
乳幼児へのお年玉を渡すか渡さないかは自分の子供がもらったかどうかで決めるとよいと思います。
もし自分の子供が乳幼児のときに相手の方にお年玉をもらったのであれば渡す必要があるでしょう。
通常、乳幼児のお年玉の相場は1000円といわれていますが、この場合はもらった金額と同じ金額を渡す必要があると思います。
よって自分に子供がいない場合は乳幼児にお年玉をあげる必要はないと思います。
ただ、兄弟の子供などにはお年玉をあげてもよいかもしれませんね。
相場は1000円なので、身内であれば負担もすくないのではないかと思います。
幼児へのお年玉の相場は?
次は幼児へのお年玉の相場を確認してみましょう。
通常幼児は1歳~就学(小学校入学)までをいいます。
この場合の相場も乳幼児と同じで1000円といわれています。
少し年齢が上がっていくと2000円を渡すという人もいるようですがほとんどの人が1000円と答えています。
よって乳幼児から幼児までのお年玉の相場は1000円と考えておけばよいでしょう。
4歳くらいになればお金で物が買えるということも理解できてくるので、喜んでもらえるかもしれませんね。
このことから甥っ子や、姪っ子であっても乳幼児へのお年玉は1000円で十分なことがわかりました。
しかし、身内の場合は気をつけておかないといけないことがあります。
それは、出産祝いを渡したかどうかということです。
身内の場合でも出産祝いを渡していれば1000円で問題ないのですが、なんらかの理由で出産祝いを渡せていなかった場合は、お年玉と一緒に出産祝いも渡すことをオススメします。
本当は封筒を別々にして渡すほうがベターですが、甥っ子、姪っ子などの出産祝いの相場は1万円~3万円なので、別に1000円を渡すのは少し微妙ですよね。
なので、その場合は「出産祝いを渡せてなかったので、それもかねて…」と一言伝えて出産祝いだけを渡すとよいでしょう。
【番外編】小学生から大学生までの相場は?
番外編ということで小学校から大学生のお年玉の相場も紹介しておきます。
小学生
小学生のお年玉の相場は低学年と高学年で相場が分かれます。
低学年(1年生~3年生)の相場は1000円~3000円、高学年(4年生~6年生)になると3000円から5000円に相場がアップします。
高学年になるとお年玉も出費になってくるようです。
中学生
中学生になると相場は固定で5000円です。
中学生の身内が多い人にはたまらない金額ですね。
■高校生
中学生が5000円なら高校生はどうなるの?
と不安に思った方も多いでしょうが、高校生の相場も固定で5000円になっています。
大学生
大学生までお年玉が必要なの?と思う方もいるかもしれませんが参考までに。
大学生のお年玉の相場は1万円です。
もはや、目を背けたくなる金額ですね。
特におじいちゃんやおばあちゃんが孫のために奮発してくれているようです。
お年玉いつまであげる?いつからあげる?
最後にお年玉をいつまであげるか、そしていつからあげる側に回るかを紹介します。
お年玉をいつまであげるかということに関しては、ほとんどが大学生までと答えています。
しかし、20歳までと答える人は少なく、高校を卒業してすぐに就職した場合は高校3年生を最後にお年玉がもらえなくなるようです。
学生の間はお年玉がもらえるようですね。
多くの人が大学4年生までお年玉をもらっているようです。
逆にいつからお年玉をあげる側に回るかという質問には多くの人が就職をして給料をもらい出したらと答えています。
このようにお年玉は子供にとっては嬉しいですが、大人になると大変なイベントになります。
身内が幼いころはあまり気にしなくていいかもしれませんが、大きくなるにつれて計画的に蓄えておく必要があります。
あくまでこちらは一般的な相場なので、それに満たなくてもよいと思います。
身内などとの関係を円滑にするためのひとつの参考にしていただければと思います。