
爪が割れた!
せっかく綺麗に伸ばしていた爪が割れた時はショックですよね。
割れた時の対処法も重要ですが、出来れば割れないようにしたいですね。
爪が横に割れた時と、縦に割れた時は、原因も対処法も違います。
「割れやすいからしょうがない。」
とあきらめずに、自分の爪が割れる原因を知って、改善しちゃいましょう。
いつも使っているある物を変える。
など、意外に簡単な方法で改善出来る方もいます。
爪が割れて困っている方なら、参考になると思います。
爪が割れる原因は?
爪が割れる原因は「外的要因」と「内的要因」に分けられます。
外的要因は、爪に何かがぶつかってその衝撃で割れるパターンです。
爪は本来の役割の一つに髪の毛のと同じように、指先を衝撃から守る為にもありますので問題ありません。
正しくケアをしてあげれば良いので、下記の対処法を参考に対処して下さい。
問題は、内的要因で爪が割れた時です。
加齢によって爪が割れやすくなった。
という方も多いと思います。
加齢によって爪が割れる方も、20代30代で爪が割れる方も共通する原因があり、基本的な改善方法は同じです。
先ほど少しお伝えしましたが、爪の割れ方で原因が違います。
横に割れる時、縦に割れる時、爪がかける時などもありますよね。
それぞれの原因を見ていきましょう。
爪が横に割れる時の原因は?
爪が横に割れる主な原因は2つあります。
【栄養不足!】
爪はたんぱく質で出来ていて、主に必要な栄養素は「ケラチン」「コラーゲン」「ケイ素」「ビタミンミネラル」が必要です。
ケラチンは、18種類のアミノ酸から構成されていて、18種類のアミノ酸をバランス良く摂取する事が大切です。
コラーゲンは、爪の水分を保持する働きで乾燥を防いでくれます。
ケイ素は、コラーゲンを束ねて働きを強くしてくれます。
ビタミンミネラルは、爪の原料と代謝に関わる役割をしています。
【乾燥!】
食器洗い時の水と洗剤に触れる機会が多い。
除光液に含まれるアセトンという成分が、爪の持つ水分と油分を落としてします。
など爪が乾燥する原因は様々あります。
爪が縦に割れる時や爪がかけてしまう時の原因は?
爪が縦に割れたりかけたりした時の原因は横割れと同じ「栄養不足」「乾燥」が原因となっている場合もありますが、少し注意が必要です。
栄養不足や乾燥が原因であれば、横割れもするしたまに縦にも割れる。
という症状になる事が多いですが、横割れはしないのに縦に割れる方は病気との関連も可能性があります。
【貧血】
貧血の方は、爪までに酸素と栄養素が届けにくく縦割れや2枚爪になりやすいです。
【甲状腺機能低下】
甲状腺ホルモンの分泌が少ないと、神経系や内臓の働きが低下するために爪にもサインが現れます。
【血糖値異常】
すい臓で作られるインスリンの量が足りない、体に行き届いていないと爪が濁ったり、巻爪になるなどのサインが表れます。
割れてしまった時と割れにくくする対処法。
何度も縦割れするという方は、病気と関連があるかもしれませんので、早めの受診をお勧めします。
割れてしまった時の対処法
爪が割れてしまった時は、状態によって対処法が違います。
主な3つの対処法を紹介します。
- 爪の先だけ割れてしまって出血もしていない場合。
- 割れた部分を切り取ってしまえないぐらい深い割れの場合。
- 爪が割れて剥がれかけている場合。
割れた部分を切ってしまえるぐらいの割れ方であれば、爪切りで切ってしまうだけでOK。
ただ自然に割れてしまった場合は爪が弱っている事も考えて、下記で紹介する改善法をお試しください。
出血をしている場合はまずは消毒をして下さい。
切ってもいたくない場合は切れる分だけ切っておくと、それ以上割れるのを防ぎます。
出血をしていない場合は、切れるだけ切ってトップコートなどで接着して割れを防ぎましょう。
出血が止まらない場合は病院への受信をお勧めします。
消毒をして病院への受信をお勧めします。
無理に剥がそうとするとそれ以上に深く傷つけてしまう恐れがあります。
そして傷つけてしまうと、次に生えてくる爪が変形する原因にもなります。
自分で対処せずに医師の判断のもとで治療してください。
割れにくくする方法は?
割れにくくする方法のポイントは2つです。
割れる主な原因の「乾燥」と「必要な栄養素の不足」の2つを改善します。
乾燥を防ぐ!
- 食器洗いは手袋を使う!
- 除光液をつけた後は必ずケアをする。
冷水でも熱いお湯でも爪も手もダメージを受けるので、出来るだけぬるま湯(体温と同じぐらい)で洗うか、手袋をしましょう。
ちょっとした洗い物の時にまで、常に手袋をするのは大変だと思いますので、天然成分の食器洗剤を使っておくのも良いですね。
そして、水分をしっかりふき取る事も大切です。
しっかり手を拭いていないと水分方になってもろくなったり、雑菌がつきやすくなります。
忙しい家事の習慣を変える事はとても大変だと思いますが、食器洗いを冷水で合成洗剤を使って終わった後は手を拭くだけでは、爪にも手もにとてもダメージが大きいので、食器洗いは特に頑張って欲しい部分です。
除光液の中に入っているアセトンという成分は、マニュキュアを落としやすくしてくれますが、同時に爪の水分と油分も落としてしまいます。
アセトンフリーの除光液を使う事をおすすめしますが、どちらにしてもケアをした方が良いです。
除光液をした後は、爪の美容液やネイルオイルを使ってちゃんとケアする。
すぐに美容液もネイルオイルも用意出来ない方は、ハンドクリームをマッサージしながら塗り込むことをお勧めします。
マッサージの仕方は、ハンドクリームを爪にもよく塗り込んで、指一本一本を握りながらポカポカと血流が良くなるように行ってください。
乾燥がひどいときは、ハンドクリームの前に化粧水を爪にも塗る事をおすすめします。
爪に必要な栄養をしっかりと取る。
爪に必要な主な栄養素の「たんぱく質」「コラーゲン」「ケイ素」「ビタミンミネラル」が多く含まれる食べ物は?
- たんぱく質:大豆、魚、肉、卵などに多く含まれています。
- コラーゲン:鳥の手羽先、うなぎ、牛スジ、魚の皮やヒレなどに含まれています。
- ケイ素 :ジャガイモ、小麦、トウモロコシ、アスパラガスなどに含まれます。
- ビタミンミネラル(C、B2、B6、亜鉛)
:果物、レバー、まぐろ、かつお、牡蠣などに多く含まれています。
すぐできる簡単な改善方法!
爪を磨く時にやすりを使っている方は、やすりを変えるだけで改善できるかも。
紙やすりを使っている方は、薄くて良くしなる紙やすりに変える。
金属のやすりを使っている方は、削った面が粗くならないように、出来るだけ目が細かいものやガラスのやすりなどに変える。
そして爪の切り方!
割れにくい爪の形があります。
サイドは真っすぐそのままに!(爪の先を尖らせるように切らない)
角はやすりで丸くする!
これだけでずいぶん爪割れが防げますよ。
健康的にきれいな強い爪に!
内部的要因で爪が割れる時は、多くの場合で割れる前にサインが出ます。
爪の色が悪くなってきたり、爪に縦の線が入ってきたり。
爪が弱ってきたサインが出たときに、早めに気が付いて対処する事が早期改善にもつながります。
ちょっとした事の積み重ねで、爪に重大なダメージを与えている事が分かりました。
そしてちょっとした事の積み重ねで、爪を元気にしてあげられる事も分かったと思います。
定期的に爪の状態を気にかけて、元気な状態を保ってあげられるようにしましょう。