
沢山の物に囲まれて生活している私たち現代人。
一見豊かさの象徴のようにも思えますが、物が多すぎることで返って不自由な思いや生活をしているという方は実は少なくないようです。
それを反映するかのように、思い切って今の自分に不要なものを手放して捨てるいわゆる「断捨離(だんしゃり)」が流行り、今はもうすっかり定着しつつありますね。
特に洋服はタンスの肥やし状態にされてる方が非常に多く、もう二度と袖を通すことがないと思いつつも、「痩せれば着れる」「高かったから」「捨てるのはもったいない」といった理由からなかなか手放せないようです。
そんな執着を手放すメソッド、「断捨離」。
不要なものがなくなって、部屋が片付くだけでなく、心も何だか軽くなる、スッキリするといった効果もあるようです。
そしてそんなシンプルライフをつきつめていくと、「ミニマリスト」なるものに行き着くそうです。
それはいわば、シンプルライフの達人といった感じでしょうか?
そんな達人はどういった基準で洋服を選んでいるのでしょうか?
気になりますね。
そこで今日はミニマリストの女性が選ぶ洋服についてお伝えしたいと思います。
おしゃれを秋を楽しむ極意を彼女たちから学んでいきましょう。
「ミニマリスト」とは?シンプルライフの達人になろう
ミニマリストとは「最小限主義者」の方たちのことで、自分にとって必要最小限のものだけで生活している方たちのことを指します。
洋服に関しても同様です。
ですので、持っている洋服の数はとても少ないのですが、とてもおしゃれで、かつ着こなし上手なのが特徴です。
枚数はライフスタイルによって違ってくるので、一概には言えませんが間違っても部屋が洋服でいっぱいといった事態にはなりません。(笑)
外で仕事を持っている人、小さなお子さんがいる人、家で過ごす時間が長い人など、人によって必要な洋服の枚数は違ってきますが、女性のミニマリストの方の平均はオールシーズントータルで20~30着になるようです。
ご自身の今の洋服の数と比較してみて下さい。
その数の少なさに驚かれたのではないでしょうか?
その選択する基準やメリットはどんなものがあるのでしょうか?
次の項目でみていきたいと思います。
洋服の数ではなく、質と心地よさでシンプルで豊かに
ミニマリストの方の洋服の数は
- トップス:10~15着
- ボトムス:5~7着
- アウター:3~5着
が平均だと言われていますが、ただそれだけを真似てやみくもに洋服を捨てればいいというわけではありません。
捨てたものが自分にとって必要なものだったとしたら、とてももったいないことですし、洋服の数が減ってシンプルになったとしても、メリットがなければ逆効果にもなります。
そういう意味で、「よりおしゃれになるかどうか」は気になるところです。
多くの女性はメディアの影響も強くあり、「毎日違う格好をしなければならない」という思い込みが根強くあります。
もちろん色んなファッションにチャレンジしたり、色んな洋服で変化を楽しむのは「おしゃれ」を育てていきますし、女性としての楽しみでもあります。
けれどその思い込みによって、多くの方がしてしまう過ちが自分にはあまり似合わない「微妙な服」をワードローブに混ぜてしまうことです。
いかがでしょう?
思い当たるふし、ありませんか?
その「微妙な服」が混在していることで、「洋服の数は増え、且つおしゃれ度がダウンしている」といった現象が起きているんです。
ですので、そういった「微妙な服」を除いていく、それだけでおしゃれ効果に繋がるんです。
不要な洋服は捨てることはもちろん大事ですが、それだけではおしゃれにはなりません。
おしゃれになるには、「不要な洋服を捨て、且つ微妙な洋服も捨てる」ことにあります。
不要な洋服を捨てるのは、洋服の整理を始めたらそれほど難しく感じない方が多いのですが、微妙な洋服を捨てるのは女性にとってとても勇気がいります。
でもだからこそそれが「おしゃれ度」を決める分かれ道になるのです。
最初こそ勇気はいりますが、そうして最終的に選ばれた洋服は自分にとって、とても心地よくかつあなたを美しく見せてくれることでしょう。
洋服の数ではなく、質と心地よさからの豊かさ。
30代、40代といった大人の女性にぴったりのおしゃれと言えるでしょう。
30代、40代以降の大人の女性は秋をおしゃれに過ごす
着こなしを楽しめる秋はお洒落の季節と言われます。
そんな季節は30代、40代以降の女性の大人のおしゃれがよく似合います。
そう、あなたの存在が街中を華麗に彩ります。
あなたに厳選された洋服はきっとあなたの魅力を最大限に引き出してくれることでしょう。
必要な洋服や物に囲まれて暮らしていると、心にもゆとり、余裕が生まれます。
そんなゆとりも大人女性の魅力の一つ。
不思議ですが、「持たないこと」で得られる自信もあるのです。
シンプルで満たされるおしゃれ、ミニマリストの「素敵なワンパターン」を楽しみましょう。