近年、社会問題になっているDV。
夫婦や恋人など親密な関係で、男性が女性に対して暴力を振るう最低な行為です。
その被害や相談数は年々増加傾向にあります。
最近では芸能人の女性も被害にあったことがあるということを暴露している方が増えています。
そんなDV男には決めセリフや独特の特徴があるようです。
もしそのような男性に出会った場合は、交際に発展する前に十分に見極める必要があるでしょう。
ここではそんなDV男の決めセリフや特徴をまとめていきたいと思います。
あなたには絶対に被害者になってほしくありません。
男を見極めるのも女性にとっては大切です。
DV男の特徴を把握して、未然に自身の安全と幸せを守りましょう。
DV男の決めセリフ
DV男には共通した決めセリフのようなものがあるようです。
その代表的なうちのひとつが「俺の言うことが信じられないのか」だそうです。
DV男は相手に対して疑問系で攻撃します。
このような言い方をされると相手は「そんなことない」と答えるしかないからです。
相手に選択肢を与えず、自分のペースに引き込もうとするのが特徴です。
さらにもうひとつが「好きならいいだろ」です。
これはDV男の定番の口説き文句だと言われています。
これを言われても相手はすぐには納得できずに、戸惑う人が多いでしょう。
それもそのはずです。
この言葉の真意は「俺がおまえを好きじゃなくても、おまえが俺のことを好きなんだから抱かれても問題ないだろ」という意味です。
まさに自己中心的な発言、考え方としか言いようがありません。
たとえ無理やり納得させられて応じたとしてもその場限りの付き合いになるか、都合のいい女として弄ばれてしまうだけでしょう。
いずれにしてもいいことはありません。
これらの言葉を日常的に多用している男性はDV男、またはその予備軍といえます。
あなたがもしこのような男性と交際しているのであれば、かなりの注意が必要です。
もし、まだ付き合っていないのであれば慎重に見極めるか、早い段階でお付き合いを絶つことをオススメします。
DV男はセリフのほかにしゃべり方にも特徴があった
またDV男には決めセリフだけでなくしゃべり方にも共通の特徴があるようです。
それはとにかく相手を急がせる。
例をあげると
「3日以内に片付けろ!」
「18時までに返信してこい」
このようにとにかく相手を急がせます。
このようにして自分のペースで物事を進めます。
しかしほとんど場合、まったくもって緊急性がないことがほとんどです。
このような場合はあせらず相手のペースに取り込まれないことが大切です。
相手のペースにはまるとどんどん悪い方向に思考や行動が傾いてしまいます。
大切なのは全てを受け入れるのではなくできないものはできないとはっきり伝えることです。
またこのような精神的暴力を受けている場合は自分が悪いのではないかという自己嫌悪に陥ってしまいがちです。
しかし、DVを受けている側は何も悪くないのです。
自分は悪くない、自分は間違っていないという強い気持ちは常にもっておきましょう。
では次にDV男の特徴について説明していきたいと思います。
DV男の6つの特徴
ここまでDV男の決めセリフやしゃべり方について説明してきましたが、DV男には性格的な特徴もあります。
この性格とは生まれつきのものや育ってきた環境などによって構築されたものになります。
ここではDV男の特徴を6つにわけて分析してみました。
どれも見た目や少し接しただけで判断できるものばかりなので、比較的わかりやすい特徴になっていると思います。
DV男はあなたの身も心も蝕んでいきます。
付き合ってしまうと本当に厄介です。
今から紹介する6つの特徴もぜひ頭の片隅に入れておいてください。
DV男は気が弱い性格が多い
DV男の特徴として以外にも気が弱いというものがあります。
普段は弱く他人にはっきりした態度を取れない人こそ、自分よりも弱い女性を攻撃してしまいます
また、このようなタイプは他人から見るととても人当たりの良い人に見えたりします。
それにより、まわりがDVに気づかなかったというケースもあるようです。
これはDV男が他人に対しては強く意思表示できないからです。。
他人から自分がどう思われているか気になって仕方がないため、自然と外面がよくなります。
これによって生じるストレスを彼女や妻にぶつけてくるのでどうしようもありません。
感情の起伏が激しい
DV男はささいなことですぐに怒りを露にし、暴力をふるってきます。
そのくせ、暴力をふるった後は急に優しくなったり、反省の色を見せて本気で謝ってきたりします。
そのくらい感情の起伏というものが激しいものです。
たとえば彼が急にプレゼントを買ってきて、女性がすぐに嬉しいという気持ちを表現できないと「せっかく買ってきたのに嬉しくないのか!」などといって怒鳴りだします。
もはや精神が不安定だといってもいいでしょう。
自分で自分の感情をコントロールできないのです。
ただ職場などでは気が弱いため、その感情を押し殺しています。
その反動が自宅などで怒りや暴力といった形で発散されるのです。
DV男は束縛が激しい
またDV男は束縛が激しいことも特徴的です。
昔の彼氏のことを根掘り葉掘り聞いてきたりします。
メールや電話の折り返しが少し送れただけでも怒鳴りだしたりと、とても相手を束縛してきます。
DV男は付き合っている女性のすべてを自分でコントロールしようとします。
携帯のチェックなども頻繁におこなうことがあり、やましいことがなくロックをかけていてもそれが不安で仕方なくなり怒りを露にし暴れだしたりします。
今、彼女がどこでなにをしているのか常に把握しておきたいし、いつでも連絡が取れる状況にないと気がすみません。
女性のすべてを自分の配下に置きたいと感じているのが特徴です。
セリフを含め最初はとても優しい
DV男と付き合った女性の話で共通するのが「最初は優しい人だった」ということです。
それはDV男も最初は暴力を振るうつもりなどなく、単純に優しい行動を心がけているからです。
しかも、その優しさは偽りでもなんでもありません。
そのため、最初は女性もまさか彼がDV男になるとは思ってもいません。
しかし、徐々にお互いの意見が食い違うようになり、自分の思い通りに事が運ばなくなるとDV男は暴力を振るい始めます。
これにより女性は「自分のせいで彼を怒らせてしまった」と原因が自分になると思い込みDV男の機嫌をとり始めます。
これがDVを悪化させる負のサイクルです。
DV男も最初は「俺もごめん」などといって謝ってくるかもしれません。
でしが、次第に明らかにDV男が悪いのに女性を一方的に責め始めます。
付き合ったころの優しかった彼を知っている女性は、今の彼が本当の彼なのかわからなくなり悩み始めます。
そしてその悩みを誰にも相談できずにひとりで抱え込んでしまうのです。
たまに弱さを見せてくる
DV男はたまに弱さをみせてきて女性の弱みに付け込みます。
暴力を振るったあとに泣いて謝りながら「俺にはおまえしかいない」などと言ってきます。
このように言われると女性は母性本能が働き、私が守ってあげないといけないという気持ちになります。
また「この人を救えるのは私しかいない」などと考えるようになりDVを許してしまう女性もいます。
しかし、これではDV男の策略にまんまとはまっているだけです。
とくに賢いDV男は女性のさまざまな心理に漬け込み相手を支配していきます。
DV男には近づかない
ここまでDV男のさまざまな癖や特徴について説明してきました。
「この人少し怪しいかも…」と直感的に思ったらまずはその直感を信じてみることをオススメします。
そしてあまり仲良くならないとこが大切です。
DV男は執着心が強い傾向もありますので連絡先なども教えないほうが無難でしょう。
安易に連絡先などを交換すると思わぬトラブルを招いてしまう恐れがあります。
そして世の中にはDVにより傷ついたり命まで落としている人が多くいるということを念頭にいれておいてください。
事前に予防線をひいておくことで被害を抑えることができます。
DV男には近づかない。
このスタンスを貫き、絶対にDVの被害者にならないようにしましょう。