
現在彼氏と同棲をしている人や同棲を考えているカップルは多いはずです。
しかし、同棲を始めて関係が悪くなったという人や、同棲に不安を感じているカップルも少なくないはず。
そんな人にオススメなのがお部屋の間取りやレイアウトを適切なものにすることです。
カップルにもいろいろな形があります。
仕事や現在のライフスタイルに合わせて二人のお部屋をリラックスできるものにレイアウトすることが同棲を円満にするためのひとつのコツです。
同棲をしているカップルの中には結婚を考えている人も多いでしょうから、二人がこれから先、末永くお付き合いしていけるようなお部屋の間取りとレイアウトをタイプ別に紹介していきたいと思います。
同棲のお部屋選びは2DK以上から
いざ同棲となるとどちらかの一人暮らしの家に引っ越して1Kのアパートで同棲を始めるといったカップルが多いようですが、これは多くのカップルが失敗します。
1Kの部屋で同棲をした場合、約8割のカップルが破局するとまで言われています。
この原因はやはり間取りにあります。
どんなに好き同士でも同棲をすると今まで見えなかった相手の嫌な部分が見えてくるものです。
しかし、部屋が狭いことによってそれを許せる気持ちが保てなくなるのです。
やはり各自のスペースというものは最低限必要になります。
そのため、1Kなどの狭いスペースで同棲を考えているカップルはかなり危険だということを理解しておきましょう。
唯一、狭い部屋での同棲が許されるとすれば、結婚を前提に新居への引越しが決まっている場合のみでしょう。
すぐに広い部屋に引っ越すことがきまっているなら多少のストレスにも耐えることができます。
では同棲にベストな間取りはというと、それはズバリ2DKです。
同棲がうまくいっているカップルの多くが2DK、または2DK以上の間取りで暮らしています。
部屋が二つ以上あることで各々がプライベートな空間を保つことができます。
ケンカなどをした際も、同じ部屋にいると余計に関係が悪くなってしまいがちですが、それぞれに部屋があることで一度冷静になることもできるでしょう。
3LDKや4LDKの間取りでも悪くはありませんが、結婚前のカップルが二人がで生活するのにわざわざ高い家賃を払って無駄に部屋を広くする必要はありません。
本来であれば仲良く同棲生活を送りたいのでプライベートな空間を保てて、かつ程よい距離を保つことができる2DKがベストな間取りといえるでしょう。
それでは次からはタイプ別のお部屋の間取りやレイアウトを紹介していきたいと思います。
家を空けることの多いカップルにオススメのレイアウト
平日は二人とも朝早くから夜遅くまで仕事。
休日はアウトドアが趣味でほとんど家にいないといったカップルも多いでしょう。
そんなアクティブなカップルは家に帰ったときに最高に落ち着ける空間を用意しましょう。
家に帰ったら完全にくつろげるようリビングには大きなソファーとテーブルをレイアウトしてみてはいかがでしょうか。
朝のコーヒータイムや、仕事から帰ってきてオシャレにお酒を楽しむだけのスペースを作ります。
また、アクティブな二人なら一室を使って贅沢に物を収納できるスペースを作ってもよいかもしれません。
着替えなどのオシャレも窮屈な思いをせずに楽しむことができるでしょう。
このように寝食をともにするだけでなく二人で羽をのばしてリラックスできる場所があるということは同棲がうまくいくためのひとつの秘訣です。
同棲中に生活規則の違うカップルは寝室を別々に
彼氏は帰りが遅い、でも私は朝が早くて生活のリズムが合わない。
そんなカップルは寝室をお互いに持っておくのがオススメです。
どちらも仕事で疲れているわけですから睡眠を妨げられるのは大きなストレスになってしまいます。
相手の睡眠を妨げないということも同棲をするにあたって大切な要素になります。
寝室を二つ用意するといっても完全に就寝を別々にする必要はありません。
どちらでも寝れるように融通をきかせておけばいいのです。
ベストな間取りはリラックスできる空間と別に2部屋確保しておくことでしょう。
寝室と洗面所の近い間取りや、着替えがしやすいレイアウトを意識することでお互いがより快適に過ごすことができます。
特に寝室と洗面所が近いというのは忙しい時間を短縮してくれます。
在宅ワークを兼ねる女性は仕切りをレイアウトとして取り入れメリハリある空間に
中には結婚前で主婦と在宅ワークを兼任している女性もいるはずです。
そんな女性は仕事部屋と生活空間を別々にしてメリハリをつけた間取りにするべきです。
仕事で使用する部屋とキッチンがつながっていては、仕事の道具や書類に匂いがうつってしまうということもしばしば。
それでは仕事に集中できませんし、少し不快ですよね。
そこは仕事部屋をしっかりと分けてあげるとこで、プライベートと仕事のメリハリがつきます。
彼も仕事から帰ってきて、リビングが仕事の道具などで散らかっていたらいい気持ちはしないと思います。
部屋の数が足りないという場合は仕切りやロールスクリーンを設置するだけでも効果的です。
生活空間と仕事の空間を分けてメリハリのある同棲生活にしましょう。
自宅で仕事をする二人には3LDKのお部屋がオススメ
二人とも自宅で仕事をするというカップルも今では珍しくないようです。
パソコン1台でビジネスができる時代になった背景が関係しているものと思われます。
そんなカップルには3LDKのお部屋がオススメです。
一室を書斎とすれば仕事とプライベートを完全にわけることができます。
どちらかが仕事に集中しているときに、一方は気にせずテレビや音楽を楽しむことができます。
二人がそれぞれの時間を過ごすことができる場所を確保することで、気分や状況に左右されることなく無駄なケンカやイライラをなくすことができます。
特に仕事に集中したいときには書斎が大活躍することでしょう。
中にはふたり一緒の仕事を自宅でおこなうカップルもいるかもしれません。
そんなカップルは書斎に長めのデスクをレイアウトするとよいかもしれません。
完全にプライベートを満喫したいカップルは1LDKもあり
完全に仕事を家に持ちもまないカップルであれば、趣味やリラックスできる空間を重要視したお部屋作りとレイアウトを考えましょう。
このようなカップルの場合は1KDKでも十分なことも多いようです。
寝食を分けるだけで十分といったカップルには家賃も節約できてオススメの間取りといえます。
二人が一緒にくつろげる空間をつくるために家具や小物でお部屋をアレンジしていきたいですね。
間取りが少ないため、多くの物は置けませんがオシャレで高価なソファーやテーブルをひとつレイアウトに取り入れるとよいかもしれません。
二人で一緒にいるのが大好きだというカップルはより仲を深めることができるかもしれません。
1LDKにはそんな距離感を生み出してくれる空間があります。
同棲生活を成功させて素敵な夫婦生活へ繋げる
同棲をしているカップルのほとんどが一度は結婚を意識したことがあるのではないかと思います。
同棲は「結婚のままごと」とも言われますが、それほど重要な役割を果たします。
冒頭に説明したように多くのカップルが同棲に失敗して破局になってしまったケースは多くあります。
その原因のほとんどが間取りやレイアウトに問題があるのです。
ここで紹介したことを参考にするでけでもあなたの同棲生活は素敵なものになることは間違いありません。
正しい間取りとレイアウトで素敵な同棲生活を送りましょう。
そしてカップルの仲をより深め、いつか二人の同棲生活が新婚生活に変わることを心から願っています。